【インタビュー】 アメリカ人の持つ日本と日本人のイメージ

Posted by ayan at 14-04-25

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お父さんのお仕事の都合で、中学~高校時代の約6年間をアメリカで過ごしたというSさん(現在大学生)のインタビュー第6弾。 今回は、アメリカ人の持つ「日本」と「日本人」のイメージについてお話を伺いました。アメリカ人から見ると、”ニッポン”のイメージってどんなもの?


【質問】アメリカ人の持つ「日本」「日本人」のイメージはどんなものでしょうか?
アメリカ人の持っている日本のイメージや、人気のある場所・モノ・人などについて教えてください。


【回答】
ロサンゼルスのように、アジア人が多く日本人の人口も多めの地域に暮らすアメリカ人にとって、「日本人」や「日本」は、結構身近にあると思います。ロサンゼルスに限らず、アメリカの随所に日系スーパーがオープンしていますし、アニメやマンガといったポップカルチャーを通して日本についてもっと知りたい!と考える方も多いと思います。

Naruto, Vol. 66

日本といえば、よく忍者・Ninjaのイメージが持たれますが、アメリカ人の持つ「忍者・Ninja」のイメージがいったいどこから来ているのか、気になります。同年代の方に聞くと漫画のNARUTO由来だったりする事が多いのですが、漫画を読まないような層でも忍者のイメージを持っているため、今でも不思議に思います。その他のイメージとして、食事が美味しい、雑貨や文房具のデザインが良く、なおかつ高性能(なのでお土産にすると喜ばれました)、Kawaii(アワイイ)などがありました。

実際に日本に旅行に行ったアメリカ人達に聞いてみると、コンビニがとにかく凄い、電車が複雑、食事が安いのに美味しいなどの意見もありました。
旅行先としては、都内だと原宿、渋谷、秋葉原等の若者向けの街、浅草や東京タワーなどの定番の観光名所、地方だと大阪や寺や城が充実している京都、北海道などが人気でした。特に、原宿と秋葉原は人気がありました。帰国してから原宿や秋葉原に何度か足を運びましたが、確かに外国人観光客が他の場所にくらべて多かったような気がします。

京都 東福寺

前述の通り雑貨や文房具は人気で、特にドクターグリップのシャープペンシルと消しゴムは大人気でした。主に日系スーパーで販売されており、値段も割高なのですが、使いやすく丈夫ということでわざわざ日系スーパーまで行って購入している方が多かったです。
私個人の意見なのですが、日系スーパーは現地のアメリカ人にとっていちばん身近な「日本」であり、日系スーパーが充実している地域ほど現地人も日本に詳しかったり、親日家な方が多かったように思います。一つの建物内に食品メインのスーパー、本屋、文房具屋、雑貨屋、バリエーション豊富なフードコート等、様々なタイプの店舗が入っており、それだけ気軽に日本文化に触れられるというわけです。

では、「日本人」に対するイメージはどうなのかと言いますと、同じ日本人でも在米年数や性格の違いによって持たれるイメージは大きく異なります。ですが、多くの場合「日本人はshyだね」と言われることが多かった記憶があります。
Shy=恥ずかしがりやというよりも、自分から進んで意見を言わない、ガツガツしていない、という意味合いだそうですが、これも個人によって様々だと思います。


sushi form department store
sushi form department store / kimishowota



【質問】Sさんが日本人であるということで、「こんな質問をされた」「こんな誤解があった」など、 なにか思い出があれば教えて下さい。


【回答】私がいちばん印象に残っているのは、「やっぱり日本人って毎日寿司を食べているの?」という質問でした。日本=Sushiという印象はやはり強いようで、日本人なら寿司を毎日食べていると思ったそうです。確か、アメリカ人の友達と一緒にランチを食べているときに、私の普通のお弁当を見てこの質問をされたと思います。

ちなみに、当時私は大半の生魚が苦手で(今は食べられます)、食べられるネタはボイル海老(生エビはNG)、イカ、タコ、卵、コーン、カレイやヒラメなどの一部の白身魚だけでしたので、「私は寿司があまり食べられない」と伝えると驚かれました。寿司に関しては、日系スーパーだけではなく、現地のスーパーでも「Sushi」の商品名で販売されており、気軽に食べることが出来ました。もちろん寿司屋もあり、日本人がオーナーを務める寿司屋が近所にいくつかありました。その事もあり、日本人だけではなく、現地人にも広く浸透していました。ちなみにここまで浸透していたのは海が近かったこともあり、生魚が苦手な人もそこまで多くなかったから、というのもあるかもしれません。ちなみにアメリカではカリフォルニアロールというアボガドやマグロ、ゴマが入った巻物がとてもポピュラーで、寿司といえばカリフォルニアロールが連想される事も多いようでした。


その他にも、寝巻きとして浴衣を着ているのか、という質問をされたこともあります。日本のイメージとして着物や浴衣が連想されることは珍しくないですし、形状がバスローブに似ているので、イメージがしやすかったという事だそうですが、答えはもちろんNoでした。ですが、旅館などでは浴衣が用意されていてそれを着て寝ることもあると答えると、興味深い、との答えが返ってきました。

今でこそ日本はアニメや漫画、ファッションなどのポップカルチャーの国として有名になっていますが、日本人の根本的なイメージとして出てくるのは、寿司、忍者、ワビサビ、浴衣・着物・富士山、お正月、などの典型的な例がほとんどでした。俗に言うステレオタイプのようなものですが、そういった伝統的なイメージと近代的かつ斬新なポップカルチャーのイメージが相反しながらもうまく融合している今の状態がたいへん興味深いとの事でした。

確かに私個人の見解としても、現代の日本は新旧様々な要素が共存していて、とても面白いと思います。もし出来るのならば、一度日本に住んだことも無く、最低限の知識しかない状態になって日本に旅行してみたいとも思います。完全に客観的な目線から見る日本はいったいどんな風に見えるのでしょうね。



絵でわかる 英語で紹介する日本文化


英語で紹介する日本―オールカラー


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愛知県在住のフリーランス主婦。夫、小学生の長女と次女、猫3匹と古い一戸建て住宅で暮らしています。
2014年夏にアメリカに親子ホームステイに行ってきました。

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