【インタビュー】アメリカ人(英語話者)にとっての外国語

Posted by ayan at 14-03-12

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【質問】
私たち日本人は、中学校から(※最近では小学校高学年から)、第一外国語として英語を学び始めますが、アメリカ人(ネイティブ・イングリッシュ・スピーカー)にとっての第一外国語は、何語なのでしょうか?
日本人にとっての英語のように決まったものがあるわけではなく、いろいろな言語の中から好きなものを選ぶという感じなのでしょうか?


【回答】 
一概に「アメリカ人」といってもルーツは様々で、例えば母親はイタリア系、父親はドイツ系と、他国の血が混ざっている場合が多々あります。私が滞在していた場所の地域柄、外国人が多く、同じアメリカ人でも様々な国の血を引いています。そういうこともあり、第二言語は学校で学ぶ前に家庭で習得するというパターンが一般的のようでした。


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分かりやすく言うと英語(第一言語)+母親・父親の母国の言語(第二外国語・第三外国語)で、中学生の時点で3ヶ国語を話せるというパターンもそこまで珍しくはなかったと思います。学校のカリキュラムに関してですが、必修単位として登場してくるのは高校生からで、私がいた学区では最低2年間(計4セメスター)以上学ぶことになっていました。クラスも能力に準じて初級から上級、さらにその上のAPクラスまで分かれており、最初に行われるテストの結果によっては上のクラスに入れる事もありました。様々な言語の中から選ぶことができ、私がいた高校ではフランス語、中国語、スペイン語、ラテン語、日本語などがありました。必修として2年間クラスを取ったあとは、もう必修としてクラスを取る必要はないのですが、更に上のクラスで3年目、4年目と勉強を続ける人も多かったです。その場合の単位は選択科目の単位として計算されました。
なお、中学校では必修としての外国語クラスはなく、希望者が選択科目として取る形になっていました。中学校のうちに基礎を作っておけば高校生になった際に1年目から上のクラスに入れるため、中学校から勉強を始める人もいました。

ちなみに私は高校に入学した時点で滞在が4年目になっており、日本語が怪しくなりはじめていた事もあり、あえて日本語のクラスを外国語として選択しました。
最初のテストの成績の関係で、アドバンスのクラスに配属されたのですが、私のクラスに限った話かもしれませんが日本にルーツがある生徒が多かったように思えました。その他、日本のアニメや漫画好きが高じて日本語を勉強しはじめたという方も多かったです。文法を基礎から勉強したり、文化を客観的に見たりすることで新しい発見がありました。
結構自由度の高いクラスでしたので、教材として日本のアニメや、バラエティ番組を使用したりもしました。もちろん日本語だけでは少し勿体無い気がしましたので、サマースクールで中国語を短期間ですが勉強しました。今となってはもう少し本格的に勉強したかったなぁと思っています。


【質問】(アメリカ人が)世界共通語である英語を母国語として話せていることは、私たちからみれば羨ましいことのようにも感じるのですが、アメリカ人にとっては、英語以外にもう一つ言語を話せることが一般的なのでしょうか?
また、日本語を学ぶアメリカ人も多いのでしょうか?


【回答】
確かに私としても、世界共通語である英語を母国語で話せるというのは大変羨ましいです。英語が話せれば、外国に行ってもなんとかなる事が多いですし、やはり便利だと思います。
しかし、英語のみしか話さない・話せないという方は私の周りには少なかったです。前の質問でお答えした通り、両親の母国語を家庭内で習得しているパターンが多かったです。割合としては、英語プラス母親側の母国語を習得していることが多かったように思います。
そういうこともあって、生まれも育ちもアメリカの日本人ハーフの子でも、日本語はある程度分かる・話せるという事もありました。地域柄もあると思いますが、メキシコが近い・メキシコ系の人種が多いこともあり、スペイン語を習得している人も多かったです。英語+外国語2種類を習得しているという事も珍しくなく、ルーツが複雑な人に関しては、カタコトな言語も含めると5ヶ国語以上話せるという事例もありました。それだけ多くの言語が脳内に共存していることで、頭が混乱したりしないのかとても不思議だったのですが、本人曰くうまく切り替えが出来るようです。このように複数言語を話すという事に個人的にても興味があったので、日本に帰国し大学に入学後、複数言語下で育つ子供達に関する講義を受講しました。

近頃アメリカでは日本のポップカルチャーが受け入れられていることもあり、アニメ・ゲーム・漫画好きが高じて日本語を勉強し始めるアメリカ人は多かったです。アニメを吹き替え無しで観たい、漫画を原文で読みたい、という目的意識がはっきりしているので、意欲を持って勉強している方が周りにはたくさんいました。
その他にも、Jrock=ヴィジュアル系バンド・楽曲やコスプレといった文化を好む層もいて、日本語を勉強しはじめるきっかけとなった文化は人によってそれぞれでした。ロサンゼルスでは毎年、「アニメエクスポ」という大型のイベントがLAコンベンションセンターにて開催されるのですが、日本語を勉強している人は皆参加していました。
タイトルにもなっているアニメだけではなく、おにぎり、たこ焼き、焼きそば、唐揚げといった日本料理の屋台が出店していたり、日本の有名人がゲストで登場したりと気軽に日本文化に触れられる機会だったようです。人によっては卒業後、進学先の大学で日本語学や日本文学を専攻し、日本に留学するというパターンもありました。

ただ、やはり日本語となるとひらがな・カタカナ・漢字に加え、文法は英語と大きく異なるということもあり、勉強自体はかなり大変だったと思います。特に、漢字に関しては、日本人である私自身でも苦労したので、その努力を尊敬します。


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愛知県在住のフリーランス主婦。夫、小学生の長女と次女、猫3匹と古い一戸建て住宅で暮らしています。
2014年夏にアメリカに親子ホームステイに行ってきました。

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