【インタビュー】アメリカの年間行事について

Posted by ayan at 14-03-07

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お父さんのお仕事の都合で、中学~高校時代の約6年間をアメリカで過ごしたというSさんへのインタビュー第4弾。今回は、アメリカの年間行事についてお話を伺いました。

【質問】アメリカの年間行事というと、独立記念日やイースターなどが有名ですが、日本にはないアメリカ独特の行事や、日本にもあるけれど内容がかなり違う行事、また、それぞれの過ごし方やプレゼントの習慣について教えてください。

【回答】
アメリカ特有の年間行事と聞いて、まず思い浮かぶのは独立記念日と感謝祭(サンクスギビング)ですね。
独立記念日は花火が色々なところで打ち上げられたり、パーティーが行われたりととても盛り上がる行事でした。ショッピングモール等でも大規模なセールが行われていたりしました。それと同時に、アメリカの独立に関わった全ての人々に敬意を示す日、としてテレビやラジオでも特別な番組・プログラムが放送されていました。

サンクスギビングは11月なのですが、学校は毎年4連休以上のお休みになります。家族で祝うという色が強いため、同級生のなかには連休を利用して両親の故郷を訪れ、たくさんの家族と過ごす人も数多くいました。私も家族も日本人なので、サンクスギビングの連休はどちらかというと旅行に行くための連休、となる事が多かったと思います。車で4時間程走ったところに温泉つきのコテージのようなものがあり、毎年そこに行くのが定番になっていました。一応サンクスギビングという事で、レストランでターキーやマッシュポテト、グレービーソース、パンプキンパイ等をはじめとした伝統的な料理を食べていました。

サンクスギビングに関してはもうひとつ大きなイベントが関連していまして、毎年サンクスギビングの翌日の金曜日は、ブラックフライデーといって、ショッピングモールや量販店などで大規模なセールが行われます。基本的にどこの店舗も早ければ日付が変わる前、もしくは金曜日の早朝からオープンし、それに合わせてたくさんの買い物客が訪れます。日本でいうと初売りのような勢いと考えるとイメージしやすいかと思います。

クリスマスについては、やはり家族で過ごすというのが一般的です。一昨年日本に帰国して最初のクリスマスは、街中に溢れるカップルとクリスマスを恋人と・・・といったコマーシャルが頻繁に流れていることに今更ながら驚きました。プレゼントはサンタクロースから、ということもありますが、家族が家族に渡すプレゼントの場合は、室内に置かれたクリスマスツリーの下にラッピングされたプレゼントを当日まで置いておく、というパターンが多かったです。余談ですがクリスマスツリーは生木で購入する事が多かったです。クリスマスが近くなると、随所でクリスマスツリーの生木が売られ始めます。その時期は、上に購入したツリーを固定して走っている車が数多く見られます。ちなみに生木はクリスマスが終わると分割されて燃えるゴミに出されるか、暖炉の薪になっていました。
ニューイヤーは、カウントダウンパーティーや年明けと同時に花火の打ち上げ、というイベントはあったのですが、年末はほぼ毎年日本に一時帰国していたので、大晦日・お正月は日本で過ごしていました。個人的な意見ですが、日本の大晦日やお正月の方が、風情があって好きです。

バレンタインデーに関してですが、日本ほど大騒ぎしているような印象はありませんでした。もちろん店頭にはチョコレートやギフトが並び、バレンタインの雰囲気はあるのですが、日本のように手作りチョコを作って告白!や友チョコ・義理チョコ・・・といった風習は見受けられませんでした。どちらかというと、恋人や夫婦間でプレゼントを渡したりすることが多かったです。
アメリカは日本に比べると祝日が少ない印象ですが、イベント自体は盛り上がるものも多く、年間を通して何かしらを楽しんでいました。 


【質問】
学校(中学校・高校)における行事についても教えてください。運動会・体育祭、文化祭のようなものはありますか? 映画に出てくるようなダンスパーティー(プロム)もあったりするのでしょうか?

【回答】
私は、アメリカ滞在中に中学校・高等学校にフルで通いましたが、運動会・体育祭や、文化祭といった行事はありませんでした。なので、日本にいる友人がとても羨ましかったです。私が通っていた地区特有というわけではないと思うのですが、学校行事自体が少なかったです。
一つ、大きなイベントを挙げるとすれば、ホームカミングです。ホームカミングはフットボール関連の行事なのですが、学校のチームを応援したり、大規模に行われる大学のフットボール大会を楽しんだりします。学校では、ホームカミングウィークとして、約一週間様々な企画を行います。クラブ単位で屋台を出店したり、毎日テーマが出され生徒がそれに合わせて仮装してきたり、ホームカミングキング・クイーンを決めるミスコンのようなイベントもありました。日本でいう文化祭のような感じなのだと思います。

アメリカの高校というとプロムの印象が強いですが、その通り、プロムもホームカミング同様とても盛り上がる行事です。意中の相手を様々な方法でプロムに誘い、当日は仲間で誰かの家に集まって盛り上がった後にリムジンやパーティーバスで会場に移動し、そこでプロムを楽しむというパターンが多かったです。
カップルの衣装は、女性のドレスと男性のネクタイの色を揃え、当日男性側が女性にドレスにあったコサージュを渡します。私達のグループは、カップルというよりも(もちろん本物のカップルもいましたが)、男女でわいわい楽しもうという方針で、とりあえず形式は男女一組ずつになりプロムに参加しました。当日の流れとしては、正午過ぎあたりに誰かの家にドレスアップした状態で集まり、一通りパーティーをしたり写真を撮ったりした後に、チャーターしたリムジンで皆一緒に会場に向かいました。
会場には18時頃到着し、それから夜中までプロムが行われます。踊るも良し、談笑したり食事したりも良しという雰囲気で、結構のんびり過ごしていました。プロムが終わると家に帰るか、二次会に行くかのパターンでしたが、私達の場合は帰宅コースでした。といっても、帰宅までの車内の1時間はリムジンの中でわいわいしていました。私が参加したのは卒業プロムでしたので、卒業前に良い思い出になりました。

もう一つ卒業関連のイベントで、Graniteというものがありまして、卒業式の後、卒業生は行き先を知らされずにバスに乗せられ、どこかへ向かいます。バスに乗る際は、バッグどころか財布や携帯すらも持ち込めず、学校に預けられました。つまりほぼ手ぶらのまま行き先も知らされずどこかへ行くのです。私達の年は「ナッツベリーファーム」というスヌーピーのテーマパークが目的地でした。卒業式が終わった後に向かうので、到着は夜の9時過ぎで、それから朝まで夜通し遊びました。なんと私達の学年だけの貸切で、アトラクションも食事も乗り放題食べ放題、お土産は支給される園内専用マネーで購入でした。卒業式の後という事と深夜という時間帯もあって、異常なテンションで大騒ぎの後、朝学校に戻るバスでは皆疲れ果てて眠っていました。
卒業関連のイベントは、卒業遠足(ディズニーランド)→プロム→卒業式→Graniteとワンセットになっていて、卒業式の一ヶ月前程から盛り上がっていた記憶があります。

* * *

やはり、日本とはずいぶん異なるのですね!
中でも、最後に紹介してくださったGraniteというイベントは、すごーく楽しそう☆
一生思い出に残る卒業式になりそうですね。


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管理人ayanイラスト画像こんにちは、管理人のayanです。
愛知県在住のフリーランス主婦。夫、小学生の長女と次女、猫3匹と古い一戸建て住宅で暮らしています。
2014年夏にアメリカに親子ホームステイに行ってきました。

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